マンモグラフィ解説ナビ
乳がん治療
手術
手術療法、乳がん治療の中では、大きな役割をはたしていて、手術には大きく分けて、乳房切除術と乳房温存手術があります。
乳房切除術は、乳房にできているがん細胞を全て取ってしまう手術になります。大胸筋や小胸筋などの筋肉は、筋肉組織にまで浸潤している場合など以外は、乳房の切除する方法ではなく、温存するオーキンクロス法を選んでいます。しこりの大きさが比較的大きな人や、しこりは大きくない状態でも顕微鏡レベルで癌細胞の乳腺内の広がりが大きいと判断がある場合には、乳房切除術が行われます。
また、乳がん手術で乳房温存手術の割合は、60%近くになり、しこりなどがある乳腺のあるところは手術で取り除きますが、乳房の形だけは残すことも可能で、見た目は多少の辺形など違いはありますが生活にも困らない手術の方法です。
欧米の大規模な臨床試験により、しこりの小さな乳がんに対しては、乳房を残す温存治療をしても、取り除く乳房切除術を選んでも生存率には影響がないと発表されました。また、国内でも温存手術の方法が選ばれ一般的に行われています。
乳房温存手術をしたときは、乳腺内にがん細胞が残る可能性が生じ、後には残したところの乳房にも、再びしこりがでてくることがあります。これを防止する目的で術後に残した乳房に対して、約5週間に渡り放射線をあてます。最近では、腋のリンパ節を一部分だけ摂取する方法のセンチリンパ節生検という、方法があります。副作用としては、腋のリンパを取り去った手術の後には、腕と肩の痛みやしびれなど見られます。また運動障害がある場合もあります。 これは術後のリハビリをすることで、ある程度の回復は見込めますし、また、腕のむくみが生じることもあります。
リンパ浮腫については、予防策や治療方法に関して効果的な手段はありませんが、複合的理学療法が有効とされいます。それに、日常生活指導を考えた方法などがポイントになり、保存的療法などが一般的で、マッサージなどが最も軽減することができるようになってきました。 乳がんの手術は、消化器がんの手術と比べると、ずっと負担が少なく、約2時間の手術です。翌日には食事も歩くことも可能です。手術の方法にもよりますが、手術後だいたい2~7日間位で帰宅もできるので、家のことや仕事に復帰することも可能で、通常の生活に戻ることも大丈夫なのです。